できれば、言いたくなかった

でももう止めることなど無理に等しいこと


すみません

僕は約束を守ることができなかったようです

最後に1ついじわるをさせてください

これは僕への戒め


「さようなら」





彼は今なんと言ったのだろう

嘘なの、私をずっと守ると言ったのは嘘なの?

そうそれはまるで魔法のように

私のすべてを止めた

動きも、息も、思考も、そして記憶も




そこに"あなた"はもういなかった

そこに"わたし"ももういなかった

あなたって、だれ?

わたしはだれをあいしてた?

わたしは、わたしは、だれとはなしをしていたの

なにもおもいだせないしなにもかんじない



残るのは少しの重い空気と

胸に残る辛く悲しい気持ちと


「また、会いましょう」

「まって 、私は」


ほんの少しの会話の記憶





空白の夜








(2008/11/10 そこに=記憶、あなた=私の記憶の中にいたあなた、わたし=あなたを愛していたわたし

あーほんとうに何がしたかったのかわからん・・・。)